性病は怖くない!大切なのは正しい知識と検査

性病なんて怖くない

風俗で働いた経験がない女性、またはごく初心者の女性にとって、最大の不安の一つが「性病」です。

風俗の仕事内容は「高収入のため」と割り切れても、例えばHIVに感染してAIDSを発症したら?

リスクが高すぎる!

なぜか性病=HIVと誤解している人が多いのですが…

とにかく、そのような不安がぬぐえず、風俗で働きたいけれど働いたことがない女性。

風俗店で働いているものの、やっぱり性病が怖い。このままで大丈夫なのかと不安を抱えている女性。

まず、無駄に心配するのを止めましょう。体に毒です。

そしてこの記事を読みましょう。

性病について大切なのは、正しい知識を持つことです。

HIVだけじゃない性病

化学・医学な雰囲気

1980年代にアメリカで初めてエイズ(AIDS)患者が発見されました。

エイズとは後天性免疫不全症候群といい、HIVというウィルスに感染した人の体内でそのHIVが免疫細胞に感染した時に起きる病気です。

最初は感染経路がはっきりせず治療法もなかったため、感染と死亡が恐れられ、世界でエイズパニックを引き起こしました。

ですが

①性病はHIVも含め予防法がある

HIVの感染確率は、コンドームを使用せずに性交して0.11%

③現在ではHIV感染症の治療法ができ、早期発見すればAIDSの発症を抑えられる

④性病にはHIV以外にもたくさんの種類があり、性病=HIVではない

ということで、もし風俗=絶対性病、性病=HIVHIV=不治または死と思っているのなら、あなたの持っている情報は古い!そして大きな間違いです。

性病には、次のような種類があります。

クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、コンジローマ、トリコモナス、カンジダ、いんきんたむし、毛じらみ、子宮頚管炎、アメーバ赤痢、軟性下痢…

性病に分類されていますが、性行為をしなくても感染するものがたくさんあります。

HIVも性行為だけでなく、輸血や注射針が感染経路になります。

そして、過労、ストレスで発症する膣カンジダやヘルペス…

タオルや寝具の共用、トイレの共同利用が原因になるものもあります。

そしてどれも病院でちゃんと治療できます

こうなってくると風邪やインフルエンザ、胃腸炎に感染するようなものです。

風俗での性病感染リスクは思ったより低い

低リスクイメージ

風俗をするとすぐに性病もしくはHIVというのは、まったく事実ではありません。

もしそんな風だったら、果たして風俗業界はここまで発展したでしょうか?とっくに法律で対処されていると思いませんか?

昔昔、貧困のために農家の娘が遊廓に売られた時代ならいざ知らず、今のご時世、風俗で働いている女性は皆自分の意思で仕事をしています。

そして調査によると、少なくとも20人に1人の女性が風俗嬢の経験があるそうです。

もちろん、感染の可能性はゼロではありません。

あくまで単純計算ですが、1日に4人のお客さんを接客したとして、週3日でも12人。生理中は休んだとして、1か月36人。

5日出勤なら60人。

プライベートでそんなにたくさんの人とエッチなことをしてる女性は少ないと思います。

だから風俗嬢が一般の普通の人より性病リスクが高いのは、確かです。

トラック運転手さんの方が普段は電車通勤のサラリーマンより、1か月あたり1年あたりの交通事故の可能性は高いですよね。

それと同じで、ある意味当然です。

トラック運転手さんが、倉庫のバイトよりお給料が高いのは、リスクの高さも理由です。

そして風俗嬢の場合、その分お給料が高いのです。一種の危険手当といえるかもしれませんね。

プライベートでもエッチの回数や人数が多ければ、性病感染率は上がります。こちらは何の保証もありません。

実は一般人の性病感染が増えている

一般人のイメージ

実は、HIV、梅毒、淋病の感染者が増加しているとニュースになることが最近ありました。

これをよく調べもしないで「風俗のせい」にしている人がたまーにいるんですが、とんだ勘違いです。正直、腹立たしいです。

感染が増えている年齢層は、1位が若者、2位が30代~50代の男性。

感染理由は何だと思いますか?

一般の若者の不特定多数の性行為(性病予防・コンドーム使用なし)、そして中年男性の海外をメインとした買春なのだそうです。

逆に風俗での性病感染は、風俗嬢が年々増加しているにも関わらず減少傾向です。

例えばソープランドでは、毎月性病検査が義務付けられています。ヘルス系のお店でも定期検査を勧めるお店が増えています。

お店から言われなくても、自分自身のためにきちんと定期検査を受け、万が一性病に感染していたらまじめに早期治療する風俗嬢は多いです。

何しろ早く治さないと、稼ぐことができなくなりますから。

また、普段から性病予防を意識しているのも風俗嬢>一般人です。

私も現役時代は、どの業種の風俗店に在籍していても定期的に検査を受けていました。

正しい知識を持たず、予防や検査、通院を「面倒くさい」「お金がもったいない」と考える癖にカジュアルにセックスする

通称「ヤリ○○」な一般男女の方が、風俗嬢より性病感染リスクが高いです。

もちろん一切性行為しない人が一番リスクが低いのでしょうが、それって現実的じゃないですよね。

旦那さんとしかエッチしていない主婦が、旦那さんとの性行為でHIVに感染した例もあります。

その旦那さんは、海外出張中に現地でコンドームなしのセックスをしHIVに感染したそうです。

人生のどこかで誰かと性行為をすることそのものが性病の可能性を発生させてしまっているので、予防は大切ですが気にし過ぎは意味がないです。

風俗で多い性病は治療で完治する

病院イメージ

なお風俗で感染する性病の大半はクラミジアが淋病です。HIVや梅毒は多くありません。(ゼロではありません。)

クラミジアか淋病は仮に感染しても、病院の注射か投薬で治療できます

風邪を引いた時と同じです。

性病で病院へ行くというとなんだか恥ずかしく感じたり、気まずそうと思うかもしれませんが、病院の人は毎日患者を診ています。

感染者の数も全国でたくさんいます。なので何とも思っていません。

ぐずぐず放置は絶対ダメです。異常があれば必ずすぐに受診しましょう。

私の友人もオリモノがひどく心配になって病院へ行ったところ、子宮筋腫が早期に見つかったと言う人もいます。

知識と予防が大切

性病対策に大切なのは正しい知識と予防、そして早期発見と適切な治療です。

早期発見には定期検査が有効です。

病院で受診すれば保険が適用されるので、それほど高くありません。

病院へ行くのはちょっと…というのであれば、今は郵送キットで性病検査をしてくれるサービスもあります。

血液検査まで簡単にできます。

こちらは少し費用が高めですが、匿名で受けることができます。

また、保健所でやっているHIVなどの血液検査は無料です。

まとめ

性病を完璧に防ごうとするより、正しく向き合うことが大事です。

いくら病気が嫌だからといって、一生インフルエンザウィルスもノロウィルスも寄せ付けないで生きてはいけないですよね?

それと同じです。

風俗で働いたからといって、即性病に感染するわけではありませんよ☆