
風俗や水商売のようなナイトワークのお給料は、どのような制度になっているか知っていますか?
業界未経験の女性は、よく分からないという人も多いのではないでしょうか。
ナイトワークをするにあたって、一番気になるのはお給料ですよね。
実は、風俗などのナイトワークでは、時給制のお給料の場合と、歩合制のお給料の場合があります。
時給制と歩合制の違い、そしてどちらがお得なのかについて、考えてみましょう♪
歩合制のナイトワーク

歩合制というのは、本人の業績や成果によってお給料の金額が変わる制度です。
風俗であれば、自分が接客した人数と時間の長さに比例して、お給料が決まります。
例 デリヘル 60分コースのお給料バック1万円×4人接客=4万円の日給
カンパイ系のナイトワークであれば、売上に応じて、お給料が決まります。
例 キャバクラ 1か月の売上100万円×40%の歩合=40万円の月給
歩合制の場合、良い成績を上げればお給料はそれだけ上がり、成果が良くなければお給料は下がります。
歩合制のうち、固定の基本給がなく、仮に売上が0円ならお給料も0円という制度を、完全歩合制と言います。
【歩合制のナイトワーク】
・ソープランド
・ヘルス(デリヘル、ホテヘル、店舗型)
・イメクラ
・オナクラ
など
完全歩合制のメリット
完全歩合制の風俗の代表は、ソープやヘルスですが、ナイトワークの中でも最も高収入です。
高収入の仕事ほど、完全歩合制になる傾向が強いです。
繁忙期などの忙しい日はもちろん、指名(特に本指名)が増えて人気が出れば、かなり稼げます。
指名数に加え、出勤日数・出勤時間など、本人の頑張り次第で、どんどん収入を増やしていくことが可能です。
長く働いてキャリアを構築していく昼職と違って、風俗などのナイトワークは、今高額の給料を手にすることが目的です。
どれだけ頑張っても、お給料には大して反映されない場合、やる気があって頑張っていればいるほど、そうでない人と差がつかないことを不満に感じる人もいるでしょう。
その点、完全歩合制であれば、そういうストレスはありません。
稼げるも稼げないも自分次第といったところです♪
また、指名を沢山とって、効率良く稼ぐことのできる女性なら、自由出勤制の風俗や水商売では、毎日働く必要もありません。
極端な話ですが
高級ソープに週1出勤して、1日20万円、月60万円以上稼ぐことも
超有名キャバ嬢なら、月に数回だけ出勤して、数百万の売上を上げることも
可能です。
完全歩合制のデメリット
一方、デメリットもあります。
時給制と違って、何の保証もありませんから、お店や女の子には、「まったく稼げない」「わずかしか稼げない」リスクはあります。
高収入を目指して働き始めたけれど、お給料が少なくて、こんな事なら一般の仕事の方が…
なんて話もたまにあります。
また、ナイトワークは、水商売、風俗共に、繁忙期と閑散期など日によって、稼ぎに大きな差がある仕事です。
完全歩合制の場合、収入の波は激しくなる傾向にあるので、安定には欠けます。
上記で挙げた歩合制の風俗は、給料は全額日払いが基本です。
沢山稼いだからといって、散財してしまうと、その後思ったほど稼げず、支払いや生活費に困るなんてこともあり得ます。
・毎日の収入の波に一喜一憂せず、週単位、月単位という大きいスパンで、給料を考えること
・やり繰りがしっかりできること
この2つの心構えが必須です。
時給制のナイトワーク

時給制というのは、一般のアルバイト同様、1時間あたりのお給料が決められていることです。
例 コンビニバイトの時給1000円×5時間=5000円の日給
ナイトワークの場合、一般のアルバイトと違うのは、時給制といっても完全な固定時給制はほぼありません。
大抵、成果に応じた報酬(歩合)が基本給である最低時給×勤務時間数プラスされたり、前月の成績に応じて、時給の見直しや歩合の見直し(スライド制といいます)が毎月行われます。
【時給制のナイトワーク】
・ガールズバー
・ピンサロ
・セクキャバ
など
時給制のメリット
時給制の最大のメリットは、収入が安定することです。
出勤した日数や時間が給料に直結するので、今月の給料額が計算できますし、必要な金額に応じて、出勤を調節することもできます。
毎月きちんと一定額の給料が入るというのは、精神的にとても楽です。
時給制のデメリット
一方、時給制のナイトワークをするデメリットとしては、歩合制に比べると収入はそれほど高くならない傾向があります。
例えば、時給制のピンサロと、歩合制のデリヘルと比べてみましょう。
店舗型のピンサロと、出張型のデリヘルでは、サービスを行う場所、移動時間、サービス時間の長さに違いはありますが…
実際、お客様にサービスするプレイ内容は、それほど変わりません。
ですが、ピンサロとデリヘルでは、平均の給料には結構な差があります。
(もちろん、デリヘルで働いている女性より多く、ピンサロで稼いでいる女性もいます。)
また、時給が保証されているため、人気が特にない女性は、お店側から出勤制限を受けることもあります。
お店としては、人気があって指名をどんどん取れる女性に、多く出勤してもらった方が利益が出るからです。
出勤制限をかけられると働けないので、お給料は減ってしまいます。
キャバクラはちょっと違う

キャバクラは、歩合制と時給制の両方があります。
お店のシステムや女性の採用条件などによって異なるので、ナイトワークの中でも特別ですね。
多くの女性は、まずは時給制で働き始め、高い売上を上げられるようになると歩合制に変えるようです。
同じカンパイ系ナイトワークでも、銀座のクラブなどでは安定した時給制が、新宿歌舞伎町のキャバクラなどでは歩合制が、多数派を占めます。
まとめ
高収入ワークにおける、時給制と歩合制の違いが分かってもらえたでしょうか?
どちらが得か、損か
これは一概に決めることができませんが、一番大きな違いは、安定を取るか、高額のお給料を取るか、ですね。
あなたは、どちらのタイプですか?(?_?)